列車でのアクセス
例年だと、夜行バスで行く日帰りプランで行くジャム勝。今シーズンは新型コロナウイルス感染症の影響でツアーが中止になる事態にもなって、年末のホワイトピアも電車やバスを乗り継いで行ったが、今回は勝山に宿泊して2日間ジャム勝を楽しむことにした。
サンダーバード3号で福井まで行ってプリズムマートで買い物…と行きたいところだが、開店前。残念。
えちぜん鉄道で勝山に向かう。きっぷは窓口で買うようで…自動券売機があるのが普通だが…到着した勝山行きの電車は京福電車のころよりはまし。新しい感じはなく、国鉄時代の電車のような感じだ。三国・芦原方面は福井鉄道が乗り入れるので、路面電車のような感じを想像していたが、電車だけ見るとJRが乗り入れられそうな感じだけど、路盤はさすがに悪い。勝山駅に着くと宿泊先の勝山ニューホテルの送迎バスが停まっていた。そこからスキージャム勝山へと向かった。
午後券を買い、グランドカフェで昼食をゆっくりとる。ゲレンデに人がいるものの、レストランは人が少ない。これぐらいの方が落ち着けるけどね。さて、バラエティクワッドでファンタジーサイトへ向かい、ファンタジークワッドでイリュージョンサイトへ向かい、イリュージョンAコースを滑降。
高速滑降…と行きたいところだが…雪質がよくない。本来だと高速格好が楽しめる雪質なのだが。
スノーボードで転倒して頭をケガして意識不明になることも多いらしい。無謀は禁物。多くはターンができればガンガン攻める。ただ、逆エッジで転ぶと頭を打つ危険性が高い。スキーにしろスノーボードにしろ自分がコントロールできる範囲を超えると大事に至る。ま、ゆっくり楽しみましょ。
ホテルまでのバスは遅くまで出ているので、ツアーバスだと16時半ぐらいになるけど、17時半のバスで宿に向かう。時間があったら温泉入ろうと思ったが、それほど時間がなかった。勝山ニューホテルは大浴場があるのでゆっくり湯に浸かる。普段はシャワーで済ませているので、大浴場がある時はゆっくり入浴を楽しむ。ジャム勝ではICカードを返却せずに翌日や次来た時のリフト券をICカードに書き込むこともできるようでネットで買うと安くなり一日券が半日券の価格で手に入るようだ。
爽快なイリュージョン滑降
翌日は朝早々とスキー場に向かう。帰りを早めにするため、出発も早め。前日と同じくバラエティクワッド・ファンタジークワッドを乗り継ぎ、そこからイリュージョンサイトのトップまで向かう。そして再びイリュージョンAコース。
もっとも高速滑降に適したゲレンデなので雪質がいいときはかなり飛ばせるが、雪質が悪いから気をつけないと引っかかることもある。大切なのはタイミング取り。タイミングがずれると振り回される。ただ、リズムをうまく取るまでに足がガタガタになってしまう。昼食時間まではイリュージョンAコースに張り付いて、最後は山頂からのファンタジーに抜けるコースでリゾートセンターに戻る。
グランドカフェでゆっくりランチタイム。グランドカフェにはDJブースがあり、ゲレンデにはラジオよろしく音楽が流れている。ファンタジーは上級者ならある程度スピードが出せるので高速格好を楽しむ。ゲレンデ整備は行き届いて入るものの、気温が高く、バラエティサイトは雪がはげているところも多く、ターンのタイミングが大切になってくる。早めに帰るため切り上げてバスに乗る準備をする。予約は勝山ニューホテルで確認するようで、ジャム勝からニューホテルに向かい、そこから勝山駅に向かう。
実はハーヴェストに泊ろうかとも考えていたのだが、福井からの直通バスが平日は走っていないと言うことで、送迎バスを使った。ま、そのほうが安くつくんだけどね。そして、バスがハーヴェストの玄関に停まるんでよく見てみると、ハーヴェストへの送迎にもなっている。
えちぜん鉄道の勝山駅に到着。発車まで時間があるのでトイレに行く。路盤や線形が悪いのでスピードは出ないが、ゆっくり奥越の旅を楽しめる。スキーやスノーボードを楽しむのもいいけど、旅も楽しむのが列車で行く醍醐味。こう言った思い立ったら出発できる手段があるといい。ジャム勝もハーヴェストクラブと言うリゾート施設があって、スキー場の不振をカバーしている。ハチ・ハチ北も夏の林間学校や合宿の方が賑わっている。そうやって西日本最大級のスキー場を支えていると思う。福井でプリズムマートで飯買ってサンダーバードで大阪まで戻る。
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