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ウインターシーズンにまつわるあれこれ…

奥神鍋での休日その1(Scene04)

久々のスキー

 2017年の暮れに以前使っていたスキー板見つけたことで今回はレンタルが煩雑そうな神鍋へスキー持参で行くことにした。レンタルブーツはあまりよくないのでブーツを購入。例年のごとく始発の電車で江原まで向かう。ただ、宝塚から乗った方が便利なためJR宝塚駅から乗車。福知山駅で次の電車まで時間があるので待合室で待つ。駅が高架駅になって以前とはまったく面持ちが違ってきた。

 江原駅ではバスが出るまで結構な時間があるので、駅前の穀物倉庫で買い物。帰りに飯やらいろいろ買い込むのだが、今回は着いてからの飯を買い込んだ。バスは一律200円。スキー持ち込みだと300円。神鍋線がなくなるかどうかの瀬戸際なようで停留所名の案内のテープが小学校の子どもの声だったり、乗車証明書で割引が受けられるなど利用促進に躍起なようだ。ただ、電車で行く人が少ないので分母は少ない。奥神鍋に着いたころには雪が降っていた。

奥神鍋のベース風景

 相変わらずの日本情緒あふれる街並で降り続く雪がより風情を醸し出していた。これで滑れるのか…とりあえず食事をしてと…気がつきゃ昼の12時…そりゃバスが着くのは11時過ぎ。午後券で十分行けるわなぁ。

 天気は曇り時々雪。そんなわけで天気が落ち着いた時にロマンスコースから一気に滑る。上の方は天気がよくないのでなかなか行けないが。

ゲレンデ下

 帰りのバスに乗るころには再び雪が降る。ビジターハウスで着替えてバスを待つ。更衣室やトイレがあるのは便利だが、もう少し飲食や買い物ができたりバスや列車の時刻がわかりやすい駅みたいな設備になればと思う。ジャム勝やピアのようにベースとなるセンターがあればと思う。

 江原駅に着くと曇り空。買い物をしていると雪が強くなって来た。着いてから電車を待つまでの間に吹雪になった。ま、絶好のタイミングで駅まで戻ってきたわけだ。

吹雪の江原駅前

そんなわけで…

 天候が安定するころに再び神鍋へ向かった。駅についてから買い物できるのはいいけど、ゲレンデ到着が遅くなるのはなぁ。ま、一番の特急で出発すれば大阪からゲレンデベースのバス停までは3時間。それに合わせているのだろうが。駅前も閑散としていて寂しげ。

閑散とした駅前風景

 今回は天気もまずまずで山頂からの滑降も楽しめた。ロマンスコースからスーパーゲレンデへと続くところから神鍋高原を一望できる。ただ、もう春が近いこともあって雪質はザラメ。時間的には午後券で足りるわけで万場まで行く余裕もないし、四季の森コース閉鎖でそもそも行くことができない。

山頂からの風景

 やっぱスキーできたのなら山頂から滑るのはお約束。栃ノ木コースは上級者コースで豪快な滑降を楽しめる。左や右にカーブしているコースをガンガン飛ばして…勢いでそのままロマンスコースへ滑り込むのが一番。栃ノ木コースの終わりで失速するとロマンスコースまでの超緩斜面にヒーヒー言わされるわけで…。

栃ノ木コース

 神鍋は気が向いたら通勤時間に家を出てそのままゲレンデへ向かうことができる便利さがある。だけど、1日ガッツリ滑ろうと思うと距離が中途半端な上、特急の本数も少ない。そしてツアーバスの停車場所や日帰り向け施設がないなど北陸や奥美濃のスキー場に比べて遅れている感は否めない。もともと車で来ることを前提としているようで、それではバス路線も衰退して行くと思う。逆に列車で行くには不便でもツアーバスが充実していると夜行で行って1日滑ってその日のうちに帰って来れるという利点がある。申し込み手続きの煩雑さはないものの、始発で出発したときの接続の悪さとベースセンターがないのはスノーリゾートとしては弱い気がする。

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